絶対に勝てない相手に対して暴れることを許可してしまう麦わらのルフィ!?

　トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

　今日のワンピースの感想。

サブタイトル §

#257 波を砕け！ルフィとゾロの最強合体技

あらすじ §

　サンジはナミと連絡をつけ、バッフィングトム組とロケットマン組は双方の事情を知ります。

　ルフィとサンジは、アクアラグナに穴を開けて、ロケットマンは無事に通過します。

　サンジは、やばいやつらが待っていると知りつつ、ロビン救出を決意します。

　事情を知ったフランキーは、サンジに手を貸すことを決めます。

　ウソップは、もう仲間ではないと立ち去ります。

　それと入れ替わりに、そげキングという仮面の長っ鼻の男がサンジに手を貸すと申し出ます。

感想 §

　2回放送がお休みで、3週間ぶりか!

　アクアラグナが迫ってくるという良いところで終わって、3週間も待たされたのか!

　しかし、実際に見ると面白いですね。

　ルフィとゾロが大波に穴を開けるシーンは、全く不可解で何をしているのか分かりません。しかし、穴の中を高速で通過するシーンは非常に秀逸。しかも、抜けた後、死ぬかと思ったと言う面々が、心底「死」を意識したことがはっきりとにじみ出る描写は素晴らしいです。

　更に、事情を知ったサンジに対して、暴れて良いと許可するルフィのシーンも素晴らしい。戦っては駄目だという良識を示すゾロも、事情を知って待っていられるのかと問われると何も言えません。このあたりの言葉のやりとりは、実に素晴らしい心理ドラマになっています。理屈で考えたよりよい行動は、感情の前で敗退します。その事実を正しく理解していたのはルフィだけ、ということですね。

　それにしても、そげキング、最高だぞ!

　どこの誰かは知ってるけれど、誰もがみんな知らんぷりか!?

今回の一言 §

　フランキー参戦。そのとき、ちらっとロビンを政府に渡せない理由があるということを漏らしますが、ここに来てフランキーと麦わら海賊団の方向性は完全に一致したと言えますね。